皆さんご存じオムライスはチキンライスなどのご飯を卵でオムレツのように包んだ日本で生まれた洋食で、アメリカやヨーロッパには存在しません。名前の由来は、英語のオムレットとライスを組み合わせて作られた和製外来語です。
昔はご飯と溶き卵を混ぜてから焼くスタイルと、今でも一般的な焼いたオムレツでご飯を包むスタイルの2通りありました。
また、現在においても薄い卵焼きで包むもの、プルプルのオムレツを焼き、ご飯の上で切り開いて被せるものなど調理法も様々です。
味付けにおいても、中身がチキンライスでなくピラフやチャーハン、バターライスが使用されることや、上にかかるソースがケチャップだけでなく、カレーやハッシュドビーフ、シチューをかけて、「オムカレー」「オムハヤシ」「オムシチュー」などと呼ばれたりするぐらい、アレンジのバリエーションが豊かな料理でもあります。

今回当院の「オムライス」はオーソドックスなチキンライスに薄焼き卵を被せてケチャップをかけたものです。
提供に至った背景には、筆者が病棟へ昼食を見に行くと、毎回のようにオムライスが食べたいとお話しくださる患者様の期待に応えた形となります。