平川病院総合BLOG
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河合副院長インタビュー①

医局(歯科を含む)

河合副院長インタビュー①

今回は、平川病院副院長河合先生をインタビューしました!

 

河合先生は、以前は杏林大学感染科の教授をされており、杏林大学退任後、2019年から当院の常勤医になっていただき、副院長として勤務されています。

また研修医のころから当院の非常勤内科医として35年間という年月を平川病院とともに歩んでこられたと聞いております。

 

——-早速ですが、河合先生は副院長をされていますが、先生の業務について教えてください。

 

まず毎週月曜日には、院長を中心に幹部会議を行っていて、1週間の予定や懸案事項に対する対策などを話し合っています。この1年半は(2021年12月3日現在)は、コロナ感染症対策の話が多いですが。コロナ感染症対策については、おおよそのことは、この会議で決定しています。

 

診療業務としては、月曜日と金曜日に外来診療を担当しており、病棟は内科病棟で入院患者さんを診療していますが、他病棟からのコンサルも受けております。

 

また水曜日は隔週ですが、新浅川園という老人ホームに出張し、診療を行っています。

その他、月1回は社会保険の審査会に出席し、コロナ流行後は開催されていないのですが

保健所の結核審査会が月2回あります。

 

——-感染症対策について、情報と意思決定が一元化されているのはいいですね。

 

感染症関連の事案については、いろいろな部署から様々な質問が上がってきますが、個々の案件についてはその場で話を進めています。

 

ただ病院全体の問題の場合は、やはり幹部会および感染委員会での議題に挙げて方向性を決めているのが現状ですね。精神科病院で感染症専門医がいる病院は極めて少ないと思います。この感染症対策は私の平川病院での大きな仕事になっています。

 

——-感染症対策以外ではいかがでしょうか。

 

もう一つは内科の業務があります。20名前後の入院患者さんを担当しているので、それなりに忙しいですね。でも、管理業務だけでなく、こういった臨床業務ができること自分としては非常にやりがいを感じていますし、そもそも医者としてそういった仕事の方が好きなんですね。

 

——-平川病院での常勤医になって、良かったことはありますか?

 

患者さんの診療を含めて、自分の診療に対する考えが反映されることは非常に良いなと思っています。感染症対策も、患者さんの診療も自分の知識や技術や経験をトータルしてしっかり実践できるのが嬉しいです。テーラーメイドな治療ですね。

 

大学に在籍していたころは、やはりカンファレンスでの決定やガイドラインに沿った治療に重きが置かれるのです。自分としてはこうした方がいいと思うようなことでも、なかなかできないこともありましたけどね。確かに独断というのは、リスクが伴いますが、教科書通り、ガイドライン通りにやっていても、病気はよくならないと思っています。やはり知識に経験を加えた方法論を考えていくべきだと思っています。そういう意味ではやりがいがあります。

 

平川病院は、総じてみんな職員の仲がいい。あんまりごちゃごちゃいがみ合ったりしていないから、それがいいね。

 

——-先生は、非常勤時代から平川病院を長くご存知ですよね。

 

何しろ、35年も務めているから、いろいろな歴史も含めて知っていますよ。

 

——-その歴史の話も面白そうですので、また是非次回、教えてください。