副院長の河合先生のインタビュー第二弾です!
——-平川病院の魅力について教えてください。
院長、看護部長をはじめとして気さくに話ができるし、私もいろいろな職種の人と相談しながら仕事しているわけですが、垣根なく付き合うことができる雰囲気が魅力なんじゃないかと思ってます。働きやすいですよね。また平川病院は、地理的にはやや不便ですよね。私は三鷹から車で来ているのですが、以前はずいぶん遠く感じでいました。でも高速道路出入口が近くにできたことによって、すごく便利になりましたね。
後は、当院は東京都に限らず近県からの入院患者さんも多いですけど、病院の環境は緑に囲まれておだやかに療養がしやすい環境ですし、精神科医療はもちろんのことですが内科についても、基本的なことは大体できるようになっているのですね。精神科病院で一定レベルの内科診療が可能であるというのは強みだと思います。
また、感染症対策については皆さん気になるところだと思いますが、精神科の病院に感染症の専門医がいるというのは非常にまれで、全国でもここだけかもしれません。日本において院内感染対策が検討され始めたのが、1990年代後半からで、そのころは今のような院内感染対策に関する意識は全般的に乏しかったように思います。そのような中でも当院は、比較的早くから着手していたように思います。精神科単科病院のなかでは特筆すべき点だと思います。
私は長い間非常勤で平川病院にお世話になっていたわけですが、そういう意味では、多少なりともお役に立てているのかなと思います。
ただ今回のコロナ流行が契機となり、感染に対する国や国民の意識はさらに高まってくるように思いますので、Infection Control Team(ICT)のような組織の設置が求められるかもしれませんね。
——-何故、そういう診療環境ができたんでしょうか。
何と言っても、院長がそもそも内科医だったというのは大きいと思います。
院長が基本的にここでできる診療レベルをもっと上げていこうとしている人で、「このくらいでいいや」って思ってないので、それが院内に浸透している感じはします。リハビリテーションもそうですね。精神科病院でこのくらい積極的にリハビリテーションを取り上げているところは少ないと思いますよ。
——-感染症対策しかり、身体合併症治療しかり、基本以上のことを頑張ってやろうとしている、ということですね。
ありがとうございました。
河合先生のインタビュー第一弾はこちら→河合副院長インタビュー①