平川病院総合BLOG
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ひつまぶし

栄養科

ひつまぶし

愛知県名古屋市名物の「ひつまぶし」。今年も土用の丑の日メニューは「ひつまぶし」を提供させていただくにあたり、その詳細についてお話ししたいと思います。

「ひつまぶし」の成り立ちについては諸説あり正確にはわかっていません。その名の由来についてもいくつかの仮説が挙げられていますが、細かく刻んだウナギの蒲焼を「おひつ」のご飯に「まぶす」を語源とする説が有名です。

一般的な食べ方としては、おひつの中のひつまぶしを等分し、お茶碗に移して、1杯目はそのまま、2杯目は薬味をかけて、3杯目は出汁やお茶を注ぎお茶漬けのようにして食べることが知られています。しかし病院での集団調理ではこの一般的な提供は難しく、今回当院ではうな丼の様な形に、お吸い物としての出汁を提供、薬味は丼とお吸い物の中に入れ、食事の途中でお吸い物を丼にかけることで味の変化を付けられる形とさせていただきました。