【事例検討会】7月開催のレポート
7月3日は、12名の方にご参加いただきました。
テーマは「コロナ禍 認知症病棟の生活 ~あの時、みなさんの生活は?~」でした。
そもそもいつからコロナウイルス感染症が始まり、第〇波というのはいつ頃を指すのか、ということを少し振り返りました。
そして、感染者を出さないために認知症病棟に関わるスタッフで行っていた取り組みや、制限が多い中でも認知症の患者様が手の消毒やマスクをするなど環境に順応してくださったことなどをお話させていただきました。
今回は事例検討というより話題提供の要素が多い会となりました。
参加してくださったお一人お一人に「あなたが体験したり見聞きしたりしたコロナの影響」を語っていただきました。
前職の時のこと、現在の職場に移った時からコロナ禍だったこと、入院していた家族への思い、職場の長としての役割、責任、など、みなさん「思い出したくない」こともお話いただきました。内容は違っても共感できるお話ばかりでした。
主催側が書くことではないかもしれませんが、職場やプライベートで張りつめた気持ちで日々を送るなかで「自分が大変だった気持ちを話せる場」があってもいいと感じました。
8月の事例検討会はお休みです。次回は、9月4日(月)18:30~ になります。
ご参加、事例の提供、お待ちしています。
南多摩医療圏認知症疾患医療センター 相談員 下山 恵美